コロナ

コロナの課題を多角的に考えてみませんか?

原爆被災者

私は、たまたま病院の待合室で広島原爆の被災者(当時中学生)だったそうです。
にお会いしたことがありました。
ある程度の中規模クラスの病院なので、待ち時間は2時間を超え
私たちは、なんとなく世間話を話し始めました。
そして、当時、広島中心地にいたその方の、壮絶な話を聞くことになりました。
ご家族は全員、亡くなったそうです。
親戚を頼りに、九州に行かれたそうです。
当然、お年はかなりの年齢・・
その方の環境では、家一軒一軒にお風呂があるわけでなく、銭湯に通わざるを得なかったそうです。
思春期の女の子がドロドロのケロイドを他人に見せるのは恥ずかしい・・
タオルでふくだけが多かったそうです。
現在は、神戸で生活保護を受けておられ、銭湯もいけるようになったそうです。
年齢に連れ、皮膚が縮み、やけど跡が目立たなくなったこと、
それから、その方が開き直った2点のおかげとか。
「戦争」の傷跡はまだ続いています。
その方が笑顔で「だいぶなおったのよ」と見せてくれた腕はひどいものでした。
私は、一期一会・・この方とのすれ違いが忘れられません。
自分はなんて、ぜいたくをいっているんだろう・・


今回のコロナに関しても、なんと感想を言えばいいかわかりません。


ただ、コロナにも、この方のような目立たない犠牲者はおられるんだろうな・・
と思います。

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